はじめに
Azure CDNではカスタムドメインを設定することが出来ます。カスタムドメインを設定することで、指定したドメインでのアクセスが可能となります。また、カスタムドメインを設定後にHTTPSの証明書の設定も行います。これは無料で発行されるため、利用しない理由はないと思います。
すでにCDNにストレージアカウントがエンドポイントとして登録されていることが前提です。
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Azure CDNでストレージアカウントのコンテンツをキャッシュする - 技術的な何か。
はじめに Azure CDN でコンテンツをキャッシュします。ストレージアカウントを配信元に設定しコンテンツをキャッシュします。 CDNの設定 ストレージアカウントは作成されていることが前提です。 ま
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設定
CDNの設定を行っていきたいと思います。
カスタムドメインを開き追加します。エンドポイントのホスト名をCNAMEとして設定します。
設定されたことを確認します。
試しにアクセスしてみます。
HTTPでは下記のようなエラーができます。原因としてはストレージアカウントではHTTPSでのみ受け入れる設定になっているためです。
ストレージアカウントの設定で、安全な転送が必須を無効に変更することHTTPでキャッシュすることが可能です。このようにバックエンドの仕様により設定が必要となります。通常はHTTPSで通信を行いましょう。
HTTPSでアクセスするカスタムドメインHTTPSを有効(オン)にします。
証明書の発行が開始されます。24時間以内に発行されない場合はサポートチケットを切ってください。
完了を確認します。
完了後にHTTPSでアクセスできることを確認します。
(何度か確認したのでドメインが変わっています)
まとめ
Azure CDNでカスタムドメインの設定方法と証明書の発行について説明しました。
証明書の発行は無料なので、HTTPが必須でない環境では発行して利用しましょう。