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Alibaba CloudでのECSに接続する方法5つ

はじめに

Alibaba CloudではECS(Linux)に接続する方法は5つあります。これらは、それぞれ特徴があり確認していきたいと思います。

  • SSH接続
  • ワークベンチ接続
  • VNC接続
  • リモートコマンドの送信(Cloud Assistant)
  • Alibaba Cloud Client Connection

 

SSH接続

一番基本となる接続方法です。グローバルIPの付与と22番ポートをあけてある必要があります。

グローバルIPにSSH接続することが出来ます。

特に説明は必要ないですね。

ワークベンチ接続

聞きなれない接続方法だと思います。これはブラウザ経由でECSに接続されます。

通常は下記のようなブラウザ画面で操作できるようになります。パスワードの入力が必要となります。

セッション管理機能を利用するとパスワードの入力も必要なくなります。

 

VNC接続

VNCは通常、GUIを操作するものと認識されがちですが、ここでは画面転送という意味です。

VNCせつぞくを行うとCUIコンソール画面が表示されます。

リモートコマンドの送信

ブラウザからコマンドを送信する方法です。

PythonやPerl、Bat、Powershellに対応しています。

下記ではIPアドレスを表示させています。

Alibaba Cloud Client Connection

Alibaba Cloud Client ConnectionはAlibaba Cloudが推奨している接続方法です。

クライアントアプリケーションをインストールして、シークレットキーで接続する方法です。

設定

最初に接続ユーザーを作成しシークレットキーを発行します。作成後にはメモしておきます。

作成したユーザはadministrator権限を与えます。もしくは対処にアクセスできる権限です。

 

クライアントをインストールします。現状は日本語に対応していません。

インストールを完了させます。

起動後に必要な接続情報をProfileに設定します。

接続が行えると管理できるインスタンスが表示されるのでSSHを開始します。

ログインするユーザー名、パスワードを入力してログインします。

ログイン後に操作できるようになります。

 

まとめ

Alibaba Cloudでは様々な方法でECSに接続できます。それぞれ環境に合った方法で管理してみてはいかがでしょうか。

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