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パブリック IP アドレス プレフィックスでパブリックIPを確保する

はじめに

パブリック IP アドレス プレフィックスはロードバランサーや、Application Gatewayなどに割り当てるものだろうと思っているいる方も多いと思います。

パブリック IP アドレス プレフィックスはパブリックIPを確保し、そこからパブリックIPを払い出すことができます。これは間違って削除した場合にも回復することができる手段の一つです。

例えば 20.84.183.124/30 がプレフィックスとして作成された場合、20.84.183.124、20.84.183.125、20.84.183.126、20.84.183.127が利用することができます。

これを利用する目的の一つとしては、IPアドレスの確保の目的です。間違ってIPを削除した場合でも同じIPアドレスで回復が行えます。

作成

パブリック IP アドレス プレフィックスを作成するにはポータルから作成するかCLIなどで作成します。ただし、プレフィックスからパブリックIPアドレスを作成するにはCLI、PowerShellで行う必要があります。

リソースグループ ip
名前 ipprefix
プレフィックス(サブネット) 30(4つ)

コマンド

az network public-ip prefix create --length 30 --location centralus --name ipprefix --resource-group ip

az network public-ip prefix | Microsoft Learn
az network public-ip prefix | Microsoft Learn

learn.microsoft.com

ポータル

作成後にIPアドレスを払い出すことができるようになります。

検証環境ではIPプレフィックスを確認すると 20.84.183.124/30 が割り振られています。

IPアドレスの払い出し

プレフィックスからIPアドレスを払い出すにはCLIなどで行う必要がありポータルでは行えません。

試しに 20.84.183.124を割り当ててみます。

リソースグループ ip
名前 ipaddress1
SKU Standard
Zone 1、2、3
パブリック IP アドレス プレフィックス ipprefix
IPアドレス 20.84.183.124

CLIコマンド

az network public-ip create --resource-group ip --name ipaddress1 --sku Standard --zone 1 2 3 --public-ip-prefix ipprefix --ip-address 20.84.183.124

払い出しはポータルから確認できます。CLIでも確認できます。

これでIPアドレスが払い出すことができました。

まとめ

パブリック IP アドレス プレフィックスはあまり利用されることは少ないと思いますが、ゲートウェイなどで利用するだけでなく、IPアドレスを確保することを目的でも利用してください。AWSでは、間違って削除した場合には回復する機能がありますがAzureにはこれがありません。プレフィックスという形でIPアドレスを保証します。本番で利用する場合には検討する余地のある機能です。ただし、確保した分のIPアドレスに対して費用が発生するためコストも含めて検討する必要があることも気を付けてください。

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