Microsoft WSL 開発

VS CodeからWSLを一元管理できる拡張「WSL Manager」を作りました

WSLを“ちゃんと管理できる”ようにしたくて作った VS Code拡張「WSL Manager」

こんにちは。
今回は自作のVS Code拡張 「WSL Manager」 を紹介します。

WSLはとても便利ですが、使い込むほどにこう感じませんか?

  • どのディストリビューションが起動してるか分かりづらい
  • 何個も環境を作ると管理が煩雑
  • 再インストールが面倒
  • バックアップやエクスポートをもっと簡単にしたい

CLIで全部できるのは分かっている。でも、
「もう少しちゃんと管理したい」
そう思ってこのツールを作りました。

🎯 このツールで目指したもの

目標はシンプルです。

WSLをVS Codeの中で一元管理できるようにすること。

ターミナルを開かなくても、

  • 起動 / 停止
  • バージョン変換
  • デフォルト変更
  • インストール
  • バックアップ

これらを直感的に操作できるようにしました。

🖥 サイドバーで完結する管理UI

WSLアイコンをクリックすると、インストール済みディストリビューションが一覧表示されます。

  • 名前(★はデフォルト)
  • 状態(Running / Stopped)
  • WSLバージョン(1 / 2)

自動リフレッシュ機能も入れているので、状態が常に最新になります。

🆙GUIでインストール可能

ディストリビューションの選択もGUIで行いインストールが行えます。

🚀 起動・停止をワンクリックで

操作 内容
Start 停止中を起動
Stop 実行中を停止
Shutdown All 全停止

🆕 カスタム名でインストール可能

インストール時にカスタムインスタンス名を指定できます。

Ubuntu
Ubuntu-22.04
Ubuntu-22.04-1
Ubuntu-22.04-2

このような混乱を防げます。

⚡ 再インストールを高速化するキャッシュ機能

  • 再インストールが高速化
  • ダウンロード不要
  • オフラインでも再構築可能
  • 期限管理・個別削除対応

検証用途で環境を頻繁に作り直す人には特におすすめです。

☁ cloud-init対応

対応ディストリビューションでは、cloud-initによる自動セットアップが可能です。

#cloud-config
locale: ja_JP.UTF-8
timezone: Asia/Tokyo
users:
  - name: dev
    groups: [adm, sudo]

これにより、毎回の初期設定が不要になります。

💾 バックアップ & リストア

操作 内容
Export tar / vhdx形式
Import tar / vhdxから復元

🏁 まとめ

この拡張は、「自分が本気で使いたいWSL管理ツール」として作りました。

WSLをより快適に、よりプロダクション寄りに使いたい方は、ぜひ試してみてください。

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