AWS

WindowsからWSLでmacOS on EC2を設定、そしてVNC接続する場合の注意とその対策。

はじめに

AWSからmacOS on EC2が発表されて、下記のブログを参考にVNC接続をここと見たのですが悩んだところがあったので。

https://dev.classmethod.jp/articles/reinvent2020-mac-instance-vnc/

  • WSLで設定すると何かPerlの警告がでる
  • VNCのパスワードを設定しても接続できない

2点で悩みました。macOS知らない人間です。
そこ悩むか?って人もいるかもしれませんがメモ程度に。

WSLで設定すると何かPerlの警告がでる

             .:'
         __ :'__       __|  __|_  )
      .'`  `-'  ``.    _|  (     /
     :          .-'   ___|\___|___|
     :         :
      :         `-;   Amazon EC2
       `.__.-.__.'    macOS Catalina 10.15.7
ec2-user@ip-172-31-24-164 ~ % sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/Resources/kickstart -configure -allowAccessFor -allUsers -privs -all
perl: warning: Setting locale failed.
perl: warning: Please check that your locale settings:
        LC_ALL = (unset),
        LANG = "C.UTF-8"
    are supported and installed on your system.
perl: warning: Falling back to the standard locale ("C").
Starting...
Setting allow all users to YES.
Setting all users privileges to 1073742079.
Done.

原因はEnvが送信されているためです。
そこで下記の変更をします。WSL側です。
/etc/ssh/ssh_config

SendEnv LANG LC_*
↓
#    SendEnv LANG LC_*

コメントアウトします。
以上でエラーが出なくなります。

VNCのパスワードを設定しても接続できない

VNCのパスワードはユーザーのパスワードと一致させる必要があるようです。
ここがWindowsのVNC Serverとは違うところ。

VNCパスワード
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/Resources/kickstart -configure -clientopts -setvncpw -vncpw XXXXXX

OS側のパスワード変更
sudo /usr/bin/dscl . -passwd /Users/ec2-user XXXXXX

XXXXXX を一致させる必要があります。

あとはVNC Viewerで接続します。
利用したViewerはRealVNC 6.20.529です。
最新版で問題ないと思います。

Apple Screen Sharingを使うにあたり警告が出ますが続けます。

上記では既存のユーザー ec2-userのパスワードをVNCのパスワードを一致させているので、VNCもそれを使用します。
新規にユーザーでも利用することができます。この場合もパスワードを一致させる必要があります。

接続できることが確認できます。なんとなくWindowsロゴをw

ちゃんとmacOSが動いてますね。

ついでにスタバでドヤってきましたw

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