はじめに
仮想マシンのクォータを上げる機会はあまりないと思います。ただし、GCPインスタンスを利用したいときには引き上げが必要となります。
クォータの確認
サブスクリプションからクォータを確認すこともできますが、見にくいので仮想マシン作成途中に出てくるVMサイズ選択画面を利用するとよいと思います。
作成するにあたりクォータが不足しているものがグルーピングされ、余計な文字もありません。
今回は、NVSv3のクォータを要求してみます。
クォータの要求をクリックすると、新しい制限に12と自動的に入力されます。これは1インスタンスに必要なvCPUの数が自動入力されます。
要求します。
基準はよくわかりませんが、だいたい失敗すると思います。
ここからサポートリクエストを作成します。
自動的に下記の画面が表示されます。vCPUは自由に変更できます。極端に要求数が多いと承認されな可能性もあります。
あとは必要事項を選択してリクエストを作成します。
個別にサポートからメールか電話がきて対応状況を確認できます。
約1~2日程度で承認がおりて利用できるようになると思います。
まとめ
クォータの要求が自動化されているものの、すべてが自動的に行えるわけではなく審査が必要です。
そのため、案件などの場合はリードタイムはしっかりと考えて進める必要があると思います。