Azure Monitor WorkspaceでAKS をPrometheus で可視化する

はじめに

Azure Monitor Workspaceを利用してAKS をPrometheus で可視化してみたいと思います。

簡単に説明するとAzure Monitorをいくつも作成するような感じです。

ただし、現在はKubernetes のみ対応します。

• Azure Kubernetes Service (AKS)
• リモート書き込みを使って自己管理型 Prometheus を実行している任意の Kubernetes クラスター。

また、Prometheus でのみサポートします。

本機能はプレビュー機能です。今後仕様の変更なども行われる可能があります。

前提

前提として可視化の対象とするAKSを立ち上げておきましょう。

Azure Monitor Workspaceを作成

Azure Monitor Workspaceを作成します。

検索すると出てきます。

リソースグループ、名前、リージョンを指定するだけです。

監視対象を追加

監視対象を追加するには監視対象のクラスターを開きます。

構成をクリックします。

機能フラグを有効化します。

次にGrafanaと連携します。

新規作成します。

以上で準備は完了です。

Grafanaにアクセスする

あとはGrafanaのエンドポイントにアクセスします。

ブラウズより確認してみましょう。

まとめ

今回はAzure Monitor WorkspaceでAKSを可視化する方法を確認してみました。まだKubernetesのみ監視対象とすることができます。

今後の展望としてPrometheus がremote_writeでAzure AD認証が行える可能性があります。その場合は対応することも考えられます。