Azure OpenAIのリージョンはどこを選べばよいか

Azure OpenAIはリージョンによって選択できるモデルが異なります。

利用するモデルや法律などによりリージョンは異なると思いますが、現状日本で利用する場合は日本リージョン以外しかありません。

そこでどこを選択するのが良いのか確認していきます。

モデルが利用できるリージョンは以下で確認できます。最新の情報は下記でご確認ください。

モデルを整理してみると以下のようにリージョンに〇が付けられます。

GPT-4を利用したいのであれば西ヨーロッパでは利用できないことに注意が必要です。GDPR違反の疑いがあると規制される恐れがあるため、今後も展開される様子はないかと思います。新しいモデルが積極的に展開されることは難しいかと思います。そのため、この時点で西ヨーロッパは選択しから外れます。ヨーロッパでサービスを展開する場合、GDRPなどに準拠など法的なしがらみがある場合は西ヨーロッパを選択する必要がでてくるかもしれません。

米国中南部はテキスト検索のモデルが多いことが分かります。また、米国東部と西ヨーロッパでは、現在新規のお客様は微調整を利用できません。 米国ベースのトレーニングには、米国中南部をご利用が推奨されています。

text-davinci-003やcode-davinci-002などを利用したい場合には米国東部を選択する無難な選択と言えるでしょう。