Azure 監視 運用

Azureのアラートって簡単にPagerDutyと連携できるんです。そっからSlackとも連携できるんです。ついでにSNS/MMSでも飛んできます。

はじめに

くどうです。
Azureではアラートの設定がポータルから設定が簡単に行えます。
しかもWebhook対応してるんです。

そこで、webhookで対応可能なPagerDutyを使って連携、さらにSlackとも連携させていきたいと思います。
そんでSNS/MMSにも飛んできます。

事前準備

PagerDutyのアカウントは取得しておいてください。
Azureで仮想マシン(Win)をデプロイしておいてください。
SlackはアカウントとChannelを作成しておりてください。

PagerDutyの設定

Servicesの画面にいきます。
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Integration Type で Microsoft Azure Alerts(bata)を選択します。
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Nameは適当につけます。
[Add Service]にて追加します。

webhookのURLを取得します。

Integration Settingsの Integration URL をコピーします。
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以上でPagerDuty側の設定は完了です。

Azureでアラート設定

例としてCPUが5分間50%以上でアラートは上がるように設定します。
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以上で設定完了です。
簡単でしょ。

アラート試験

負荷ツールを使ってCPUに負荷をかけます。
https://blogs.msdn.microsoft.com/vijaysk/2012/10/26/tools-to-simulate-cpu-memory-disk-load/
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しばらく待ちます。

Incidents に上がってきます。
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これでアラートが飛んでくることが確認できました。
次にSlackとも連携してみます。

Slackの設定

チャンネルを選択します。
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メニューを開き「Apps&Custom Integrations」を開きます。
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PagerDutyを検索します。
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「Configure」を選択します。
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アラートをあげたいチャンネルを選択します。
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設定方法が出てきます。
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「Incidents to monitor」の項目は全部チェックいれます。
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Slackの設定はここまで。

PagerDutyでWebhooksの設定

「Add webhook」を押下しSlackのWebhookのURLを貼り付け保存します。
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以上で設定は完了です。

アラート試験 その2

負荷をかけ、Slackにアラートが飛んでくることを確認します!
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きたきた!

解決したらそれも飛んできます。
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ついでに、最初に電話番号と登録しておくとiPhoneではSMS/MMSでもアラートを受け取ることができます。
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おわりに

Azureで運用を考えている方はPagerDutyも考えてみてはいかがでしょう。
メールでもアラートを受け取ることはできますが、PagerDutyを利用しアラートを集約することで運用が楽になるのではないでしょうか。
設定が簡単で連携が素早くとても便利だと思います。
また、仮想サーバーに限らずAzure SQLサーバーなども対応なので主要サービスは大丈夫かなとおもいます。

ではでは

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