はじめに
くどうです。
Azure DNS がポータルから操作できるようになったので設定してみました。
以前はPowerShellでの操作でしたが設定が楽になるかな。
Azure DNS を設定してみる
今回は、テスト用ドメインを利用して設定しています。
ドメインはお名前.comで管理しています。
早速、設定です。
DNSゾーンがポータルに追加されているので開きます。
DNSゾーンの作成を行います。テスト用ドメインを入力します。
DNSゾーンが登録されたことを確認します。
追加されたゾーンを開きます。
ネームサーバーが4つ表示されます。これをドメインのネームサーバーとして指定する必要があります。
今回はお名前.comでネームサーバーの設定を行います。
次にレコードセットの追加です。
Aレコード
AAAAレコード
CNAMEレコード
MXレコード
NSレコード
SRVレコード
TXTレコード
テスト用レコードに、このサイトのIPアドレスを登録してみます。
Aレコードが登録されたことを確認します。
以上で設定は完了です。
シンプルです。
あとはDNSが浸透するのを待ちます。
nslookupしてみる
; <<>> DiG 9.3.6-P1-RedHat-9.3.6-16.P1.el5_7.1 <<>> ANY @(当社Dnsサーバ) azure.contoso.pw ; (1 server found) ;; global options: printcmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 64093 ;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 4, ADDITIONAL: 0 ;; QUESTION SECTION: ;azure.contoso.pw. IN ANY ;; ANSWER SECTION: azure.contoso.pw. 60 IN A 40.115.166.60 ;; AUTHORITY SECTION: contoso.pw. 3600 IN NS ns1-08.azure-dns.com. contoso.pw. 3600 IN NS ns4-08.azure-dns.info. contoso.pw. 3600 IN NS ns3-08.azure-dns.org. contoso.pw. 3600 IN NS ns2-08.azure-dns.net. ;; Query time: 0 msec ;; SERVER: (当社Dnsサーバ)#53((当社Dnsサーバ)) ;; WHEN: Fri Mar 4 14:14:57 2016 ;; MSG SIZE rcvd: 187
問題なくIPアドレスが引かれています。
ゾーンの削除
ゾーンを削除する場合、登録したレコードをすべて削除しないとエラーが出て削除できませんでした。
まとめ
設定方法はシンプルです。AWS Route53に比べ独自の機能などは設定できませんが最低限の設定は行えます。
現状PTRレコードも設定できないので注意が必要です。
ではでは