勉強会のメモはパソコンですか手書きですか?
私は、手書きです。
理由はいたって単純です。
聞いた話が記憶に残ります
以前はパソコンでメモを取っていましたが、何故だろう?
勉強会に参加したとしか記憶が残らなかったのです。
つまり、さほど中身については覚えていない。
これは折角、勉強会に参加しても勿体ないと感じました。
個人的なデメリットを上げると以下になります。
あくまでも個人的に感じたことです。
- 話を聞いて書くことに集中してしまう
- 記憶に残らない
- 文章にまとまりがない
- 下ばかり向いている
これらはできる人もちゃんといるとは思います。
そのうち私はメモを取らなくなりました。
最大の理由は、タイピングがそこまで得意ではないというこです。
また、カンファレンスなどで外国人を観察してみるとでメモを取っていないと思ったことです。
パソコンを開く人も多いけど、日本人より少ないを考えています。
ちょっと真似してみました。
メモを取らなくなってからは、話に集中できるのでとても良いなと感じました。
しかし、記憶に残らないし振り返りができない。
詰まる所、メモを取らない場合も「あの時参加して質問したな」程度の記憶しか残らなかったのです。
何かいい方法がないか考えた結果、手書きに変更しました。
もともと、手書きについては「なんて効率の悪い」と、ちょっと毛嫌いしていました。
物は試し、最初はノートにメモを取り始めました。
そして手書きを初めて感じたメリットは以下です。
- 記憶に残る
- 話を理解しやすい
- 話に集中できる
- 考える余裕ができる
- 他の誘惑がない(SNSなど)
- 図形っぽくまとめれる
他にもあると思いますが大きなメリットが5つ程度です。
この中でもっとも良いと思うことは「図形っぽくまとめられる」ということです。
丸で囲ったり、線を引いたりすることです。
どちらか言うと、自身は文章を覚えることより図形を覚えるほうが得意です。
そのため、話をまとめるためには非常に有効なメモの手段だと感じました。
あくまでも、ここまでは経験則の話です。
下記のような論文がありました。
The Pen Is Mightier Than the Keyboard: Advantages of Longhand Over Laptop Note Taking
▼引用
概要:
手書きではなくラップトップでメモを取ることがますます一般的になっています。多くの研究者は、ノートパソコンのメモを取ることは学習用の手書きメモを取ることよりも効果的でないことを示唆しています。先行研究では、主にラップトップを使用する際のマルチタスキングと注意散漫の生徒の能力に焦点が当てられてきました。現在の調査では、ノートパソコンをメモを取るためだけに使用しても、使用すると処理が浅くなるため、学習が損なわれる可能性があります。3つの研究で、ノートパソコンでメモを取る学生の方が、手書きでメモを取る学生よりも概念的な質問で成績が悪いことがわかりました。より多くのメモを取ることは有益であるが、情報を処理してそれを自分の言葉で再構成するのではなく、ノートブックのメモを取る人が講義を逐語的に転写する傾向は学習に有害であることを示します。
論文を読むと、3つ研究してキーボードでタイピングするよりは手書きの方が成績が残っていること。そのためノートパソコンでメモを取るのは効果的ではないとのこと。概要と書いていること変わりませんね・・・
自身も確かにそんな感じがします。
ただし、ひとつ問題があります。書き込む媒体だと思います。
最初は紙のノートに書きこんできました。
確かに、軽くてさっと取り出して24時間使える媒体ですが、
やはりそこはそこ、エンジニアなのでITっぽい感じで運用することを考えます。
そうタブレット端末の利用です。
今落ち着いている環境は以下です。
- iPad(第7世代)
- Appleペンシル(第1世代)
- GoodNotes(メモ用アプリ)
最初はコスパとか考えずにAndoridよりは良いかなと思い揃えました。
いちから揃えると5万円くらいかかるかもしれません。
それでも、手書きにはそれだけのメリットがあると今では考えています。
最初のお試しには紙のノートで十分だと思います。
是非皆さんも試してみてはいかがでしょうか。