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Application Gatewayの正常性とIPv6でハマりました

はじめに

Application GatewayのバックエンドをAWS ELBに指定したときに起きた問題です。

正常性プローブでは正常と判断されるが、バックエンド正常性では異常と判断れる現象が発生しました。

どの様に解決したかを紹介します。

解決

結論から書きますとIPv6の問題でした。

Application GatewayはIPv6に対応しないことを頭に入れておく必要があります。

今回、バックエンド側にしたAWS ELBとした場合に発生しました。

調査の結果 dualstack.xxxxxxxxx-0000000000000.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com が問題でした。

気が付く人はわかると思うのですが、FQDN先頭に dualstack があります。

そうです、これがあるとIPv6、IPv4で待ち受けてしまいます。そして場合によってはIPv6で返した場合に失敗していたようです。

ただし正確な原因が分かりませんでした。

そこで解決方法として、IPv6を引かないように dualstack を削除して xxxxxxxxx-0000000000000.ap-northeast-1.elb.amazonaws.comとしてIPv4だけで待ち受けること事象は解消しました。

まちめ

最近はIPv6で待ち受けるクラウドサービスも増えています。今後、このようにIPv6に引っ張られてうまく通信が行えないことなど増えてくる可能性もあります。

その為には仕様をしっかり確認して、設計していく必要があると感じました。

 

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