はじめに
Azureには教員、学生向けのサービスが存在します。Azure Education Hubです。ほとんど一般には認知されていないサービスかもしれません。
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Azure Classroom とは | Microsoft Learn
前提条件など、Azure Education Hub の目的について説明します。
docs.microsoft.com
実際に、一般の人が利用できるサービスではありません。
複数の学生のクラウドプロジェクトを管理できます。また、クレジットの管理も行るのでコストの調整も行えます。
条件
学校、大学に所属していて身分を証明する必要があります。ただし、18歳以上であることが必要なようです。
証明には学校や大学のメールアドレスで所属を確認されます。
また、大規模公開オンライン講座 (MOOC) や営利組織のその他の専門トレーニングでは利用できません。
クラス単位での授業向けだと思います。
Azure for Students
学生には1年間だけ100ドルのクレジットがもらえます。残念ながら1年後は従量制になります。
また、クレジットカードの登録も不要です。
その他にも月上限ありで様々なサービスを無料で利用できます。
App ServiceやAzure Active Directory、Azure Kubernetes Service、Virtual Machineなど40以上のサービスが無料で利用できます。
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Azure for Students – Free Account Credit | Microsoft Azure
With Microsoft Azure for Students, get a $100 credit when you create your free account. There is no ...
azure.microsoft.com
Azure Education Hubの最大の特徴です。
学習コンテンツ(Microsoft Learn)
学習コンテンツも豊富にそろえられています。実際にはMicrosoft Learnが参照されます。そのため日本語で学習することが出来ます。
現在、ポータルで確認できる数は68項目、初級、中級、上級とわかれており学生がどんなキャリアを積みたいのか学習したいのか分かりやすいように分類されています。
もっと色々と学習したい場合は、直接Microsoft Learnが参照すると良いと思います。
更新日時を確認すると分かりますが、Microsoft Learn頻繁に更新され常に最新の学習が行えるようになっているようになっています。
また、学習に掛かる時間もそれなりのボリュームでやりごたえがあるかと思います。すべて行おうとすると1年で終わるか分かりません(たぶん終わらない)
まとめ
Azure for Studentsは非常に便利なプランです。学生冥利につきるプランです。ほとんどのサービスが無料で使えますから。
各クラウドベンダーで同じように学生向けのプランを用意していますが、Azureはまだまだ認知されていないようで残念な部分もありますが、とても学生にとってはお得なプランなので一度試してみるのありかと思いました。