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仮想マシンの近接配置はどの程度速くなるのか。

はじめに

仮想マシンの近接配置はどの程度速くなるのか確認してみました。近接配置することでネットワークのレイテンシーは良くなるのか半信半疑だったので実際に試してみました。

近接通信配置グループ - Azure Virtual Machines | Microsoft Docs
近接通信配置グループ - Azure Virtual Machines | Microsoft Docs

Azure での近接通信配置グループの使用について説明します。

docs.microsoft.com

測定方法は簡易です。近接配置した仮想マシンと、していない仮想マシンを対象にnetperfを利用しレイテンシーの計測を行いました。

テスト結果

テストはnetperfで計測しています。netperfの利用方法については割愛します。

netperf -H 10.x.x.x -t TCP_RR -- -o min_latency,max_latency,mean_latency

10回実行してグラフ化しました。

リージョンはEast US

高速ネットワークは有効

OSはUbuntu20.04

 

最小レイテンシー

近接配置した仮想マシンの方がレイテンシーは小さいことが分かります。

最大レイテンシー

最大のレイテンシーについてはばらつきがあり良し悪しは評価でません。

平均レイテンシー

平均値では近接配置グループの方がレイテンシーが小さいことが分かります。

参考値

まとめ

近接配置のレイテンシーを簡易調査してみましたが、明らかに近接配置したものはレイテンシーが小さいことが分かります。

ただし、劇的に良くなるわけではないので過度な期待は良くないかもしれません。また、アプリケーションを実装した状態で動かすと処理の時間を要する場合には近接配置の効果は薄れるかもしれません。

レイテンシーにこだわる場合には、一度試しても良いかと思いました。

 

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