Linux

クラウドで利用できるCentOSの後継ディストリビューション

はじめに

CentOSがサポート終了してから現在は派生のディストリビューションが多くあります。そこで、CentOS の後継ともいわれておりクラウドで利用できるディストリビューションを紹介します。

CentOS/RHEL派生 後継ディストリビューション

基本無料で利用可能なものですが一部有料で提供されているものもあり確認が必要です。

ディストリビューション 提供 Azure AWS Google Cloud(ログイン必要)
AlmaLinux AlmaLinux OS Foundation AlmaLinux AlmaLinux OS 8 (x86_64) AlmaLinux 8
Rocky Linux The Rocky Enterprise Software Foundation Inc(Rocky Linux) Rocky Linux 8 - Official Rocky Linux 8 (Official) Rocky Linux 8
Oracle Linux Oracle Corporation Oracle Linux(Oracle America, Inc.) Oracle Linux(公式なし) Oracle Linux(公式なし)
MIRACLE LINUX MIRACLE LINUX CORPORATION(Cybertrust Japan) MIRACLE LINUX 8.4 MIRACLE LINUX 8.4 -
CentOS Stream  The CentOS Project CentOS Stream(公式なし) CentOS Stream(公式なし) CentOS Stream 9

ほぼAlmaLinuxかRocky Linuxの2択になっているようです。あえて、それ以外のディストリビューションを公式イメージで利用したい場合はクラウドプロバイダを変える必要が出来てきます。

Oracle LinuxはAzure、CentOS StreamはGoogle Cloudが公式で出しています。MIRACLE LINUXはおまけ。

まとめ

Azureの場合、もともとCentOS を利用することは少なく、今後もAlmaLinux、Rocky Linuxを利用することはほぼないと考えています。Ubuntu派です。AWSの場合は、CentOSベースのAmazon Linuxが選択肢になると思います。Ubuntuを利用する方が少ないと思います。Google CloudではUbuntuを利用することが多いです。クラウドプロバイダを選択する場合には、サポートに力を入れているOSで選択するのも一つだと思います。

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