はじめに
DeleGateというプロキシサーバーがあるのをご存じでしょうか。
マルチプロトコル、マルチプラットフォームという最強のプロキシサーバーです。
HTTPだろうがFTPだろうがSMTPだろうがなんでもありな感じがします。
インストールと起動
Windowsの場合にはインストールを行う必要がなく、EXEを起動するだけで利用できます。
Windows版はバイナリを利用します。最新版は2014年ですがwin32-dg9_9_13.zip
です。今後も更新されることはないでしょう。
解凍後にdg9_9_13\DGROOT\bin
を確認します。
win32-dg9_9_13.exe
を起動します。GUI版になります。
立ち上げるだけで起動は完了ですぐに使えます。
非常に簡単ですね。あとは他のPCのWindowsなりでプロキシの設定を行います。
ポートは8080
を設定するのが良いでしょう。HTTPもHTTPSも通過します。
ここでTipsというか、あまり悪用厳禁です。
DeleGateプロキシサーバー側で接続されているVPN経由でも当然接続できます。
DeleGateが起動しているパソコンでVPNへ接続します。下記ではロサンゼルスに接続しています。
ではプロキシを設定したパソコンからアクセスしてみます。VPNを経由してロサンゼルスから接続されていることが分かります。
つまり色々と回避できます。何度も言いますが悪用は厳禁です。
まとめ
今回は、検証でよく利用するソフトを紹介しました。DeleGateはあくまでもクライアントで立ち上げて使う用です。たまに落ちるので、サーバーなど常時起動する目的では利用しないことをお勧めします。