はじめに
バックアップの方法としてディスクのスナップショットがあります。スナップショットは1回だけディスクをバックアップする方法のひとつです。当然、一般化のような作業も必要ありません。その時のディスクの状態を取得します。仮想マシンを起動中(オンライン)でのバックアップも可能です。
スナップショットの作成
スナップショットを作成するディスクを開きます。そこからスナップショットの作成を行います。
保存する名前を指定します。
初回はフルで作成します。
ストレージの種類はStandard HDDにします。これはスナップショットの保存の形式になるのでなるべく安く済ませます。ただし、大きなサイズの場合は時間がかかることもあります。
暗号化も既定です。
ネットワークもそのままです。あとは作成します。
以上でスナップショットの作成は完了です。
スナップショットからのリカバリー
スナップショットはそのままでは利用できません。ディスクの作成を行う必要があります。
名前と可用性ゾーンを指定します、可用性ゾーンはリカバリーする仮想マシンと同じゾーンを指定します。
ディスクのサイズも指定します。
暗号化も既定です。ネットワークもそのままです。詳細もそのままで、あとは作成します。
以上でディスクの作成は完了です。
仮想マシンにディスクをアタッチします。ディスクを開くとOSディスクのスワップが行えます。
作成したディスクを指定します。
確認のため仮想マイン名を入力してスワップします。スワップを仮想マシンが停止後に行われます。
ディスクが切り替えられたことを確認します。あとは問題なく起動できることを確認します。
以上でスナップショットの作成からリカバリーまでが完了です。
まとめ
ディスクを取得するという一番シンプルな手法です。初期のイメージを取得したい場合などに利用しましょう。起動中(オンライン)でバックアップを手動で行えることも特徴のひとつだと思います。