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ピアリングされた仮想ネットワークのサイズ変更がGAされました。
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Azure updates | Microsoft Azure
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本機能はピアリングされた仮想ネットワークのアドレス空間をダウンタウンタイムなしに変更することができます。
パターンは3つがあります。下記はもともとの構成です。
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Azure 仮想ネットワーク ピアリング | Microsoft Learn
Azure Virtual Network でネットワークを接続できるようにする方法などの Azure の仮想ネットワーク ピアリングの詳細について説明します。
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ピアリングされた仮想ネットワークのアドレス空間を更新する - Azure portal | Microsoft Learn
ダウンタイムなしでピアリングされた仮想ネットワークのアドレス範囲を追加、変更、または削除する方法について説明します。
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変更
アドレスを変更する
変更するにはまずVNETのアドレス空間を変更します。
下記では10.100.0.0/16から10.100.0.0/18に変更しています。変更して保存します。
保存後にピアリングを開きます。リモート同期が必要となっています。
選択して同期します。
同期後にピアリングされたリモート仮想ネットワークのアドレス空間を確認すると、対象のピアリングのアドレス空間が変更されていることがわかります。
追加
アドレス空間を追加する
追加するにはまずVNETのアドレス空間を追加します。
保存後にピアリングを開きます。リモート同期が必要となっているVNETを選択して同期します。
同期後にピアリングされたリモート仮想ネットワークのアドレス空間を確認すると、対象のピアリングのアドレス空間が追加されていることがわかります。
削除
アドレス空間を削除する
削除するにはまずVNETのアドレス空間を削除します。
保存後にピアリングを開きます。リモート同期が必要となっているVNETを選択して同期します。
同期後にピアリングされたリモート仮想ネットワークのアドレス空間を確認すると、対象のピアリングのアドレス空間が削除されていることがわかります。
まとめ
この機能によってアドレス空間の計画外の拡張を行えることができます。また削除も行えるので必要なくなったら削除することも可能です。このように既存環境を柔軟に拡張出来きアドレス設計も柔軟に行えるのはないでしょうか。