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2025 年 9 月 30 日までに Azure で Standard SKU のパブリック IP アドレスにアップグレード - Basic SKU は廃止されます

Back SKUの廃止

Azrueを利用中のユーザーには下記のようなメールが飛んできたと思います。

2025 年 9 月 30 日までに Azure で Standard SKU のパブリック IP アドレスにアップグレード - Basic SKU は廃止されます

2025年で廃止されるというものです。

メールの中では利用できなくなるのではなく2025年3月31日以降は新しいものは作成できなくなると書かれています。

そのため継続した利用が行えるようです。

しかしながら、Standard SKUによるメリットは多いので行うことをお勧めします。

この場合には2パターンが考えられます。

アップグレードと切り替えです。重要なこととしてIPアドレスを変更したくない場合はアップグレードを選択する必要があります。

ただし、切り替えに際してダウンタイムが発生する点で最小限にとどめることを想定して切り替えの検討も必要です。

Standard SKUへのアップグレード

SKUのアップグレードはパブリックIPアドレスで行えます。上部にアップグレードが推奨されます。

NICに関連付けられていると行えません。

NICから関連付けを解除します。

再度、SKUのアップグレードを行います。確認されるのでチェックをいれアップグレードを行います。

あとはSKUが変更されているか確認します。

以上で再度NICに関連付けます。

切り替え

パブリックIPアドレスを切り替える方法です。

例えば下記ではStandard SKUで作成しています可用性ゾーンなしで作成する必要があります。

これは、もともとBasic SKUは可用性ゾーンに対応しません。そのため仮想マシンなども可用性ゾーンに対応していない構成で変更することができないためです。

作成後にNICのパブリックIPアドレスを変更します。

ポータルではNICからBasic SKUが関連付けられている状態です、関連付けの画面で直接 Standard SKUを作成するとエラーが出るようです。関連付け解除を行ってから新規作成行うと作成できます。

以上のように環境に合わせて変更方法を検討してください。

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