Azure Backup の不変コンテナーはロックには注意が必要

はじめに

Azure Backup の不変コンテナーは、ロックすると設定を無効化することができません。

詳細についてはドキュメントを参考してください。

ロック

ロックするのは簡単です。

プロパティからImmutable Vaultを開きロックするだけです。

ロックされれるとLockedになります。

また、ロックは解除できなようにグレーアウトされます。

バックアップの停止

バックアップを停止しようとすると削除項目がでてきません。保持の項目しかありません。

バックアップの削除

バックアップの削除しようとすると、細工所は成功しないと注意が表示されます。

試しに削除してみたいと思います。

バックアップの削除は成功しませんでした。

ポリシー変更

ポリシー変更で保護期間を減らすことできません。

なぜかというとポリシーを変更で保護期間を減らすと減らした期間分のバックアップが削除されるためです。

不変コンテナーではバックアップを削除できないのでこれにあたります。

増やすことは可能ですが、減らす場合には警告が出ます。

コンテナーの削除

コンテナーの削除も当然行えません。

実行するとバックエンドが削除されていないため削除されません。

まとめ

不変コンテナーを利用すると削除することができなくなりますが不用意な削除を回避することができます。

ただし、バックエンドの削除は停止後にバックエンド保持期間を過ぎるまで削除できないので、計画的に行う必要があります。