はじめに
仮想マシンを定時に停止したいということが多々あると思います。そんな時は、RunBookを利用して停止します。
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Azure 仮想マシンをAutomation Runbookで自動停止させる - 技術的な何か。
はじめに 仮想マシンを停止する方法はいくつかあります。その中で、Automationを利用した方法を紹介します。 個人的にはGPUが乗っているインスタンスに設定しています。停止し忘れは非常に課金に響き
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上記のRunBookでは指定した仮想マシンを停止します。これでは、仮想マシンをスケールアウトした場合に手動でRunBookで再設定を行う必要があります。
これを解消するためにタグで停止、開始を行うことができるRunBookを試してみたいと思います。
RunBook
Automation アカウントは事前に作成してください。
また実行アカウントも発行しておきます。
では、RunBookを追加してきます。
タグで停止開始するRunBookはギャラリーから選択します。
RunBookは Shutdown/Start VMs by tag という名前です。
インポートするときに名前を指定します。
名前は、任意のものではなく ShutDownStartByTag と設定する必要があります。公開します。
次にスケジュールを設定してきます。
パラメーターも指定します。停止(シャットダウン)したい場合は、SHUTDOWNをTrueに開始(スタート)したい場合にはfalseを指定します。
下記では、停止の設定を行っています。
次に仮想マシンにタグを設定します。
今回はvmstop:onで停止対象にするように設定しています。
指定時間に停止されることを確認します。
ジョブと確認することもできます。
以上で設定と確認は終了です。
まとめ
RunBookを利用するとこで簡単に停止と開始がタブで行えます。営業時間だけ利用するなど時間を指定した運用が行えます。経費の節減につながるなどの利用が多く考えられます。