Azure

Cognitive ServicesでFace APIを使ってみる。これ面白い!

はじめに

くどうです。

Cognitive Services はde:codeのKeynoteでも話題になっていました。
https://www.microsoft.com/cognitive-services
ドアを開けるデモなどやってました。

Cognitive Servicesでは言語、音声、視覚、知識の分野でAPIが提供されています。
その中でも、Face APIは写真で顔検知、分析、グループ化、タグ付けが行えるようになっています。
GoogleなどでもFace APIは提供されています。比較しやすためFace APIのサンプルアプリを試してみたいと思います。

Cognitive Services を準備する

Azureポータルから立ち上げます。
csapi00

今回は、Face APIを選択します。
csapi01

あとは作成します。
これで、Face APIの利用が可能になります。

サンプルアプリを試す

Face APIを利用する場合、サンプルのアプリケーションが下記に用意されています。

ProjectOxford-ClientSDK
https://github.com/Microsoft/ProjectOxford-ClientSDK/tree/master/Face/

今回はWindows、開発環境はVS2015で作成していきます。
https://github.com/Microsoft/ProjectOxford-ClientSDK/tree/master/Face/Windows

最初に、レポジトリをダウンロードします。
ProjectOxford-ClientSDK-master\Face\Windows\Sample-WPF\FaceAPI-WPF-Samples.slnのソリューションを開きます。
開いたら、ビルドします。
以上で完了です。

実際にサンプルを動かしてみます。
実行するかF5で起動します。

起動するとSubscription Keyの入力を求められます。
csapi03

Keyはポータルから確認できます。
SettingからKeysを開きます。
csapi04

Keyをコピーして貼り付けます。
張り付けたらSaveします。
csapi05

csapi06

では試しに、Face Detectionを利用してみます。顔認識です。
自分の写真を選択して確認してみました。

おっと、女性として認識されています。あとこれ撮った時はガチスマイルだったんだけど(w
年齢は・・・
csapi07

サルでも結構認識されるもんだ。

複数人でも認識されます。
csapi08

番外編
csapi10
さすがに無理でした(w

次に、複数枚の候補(自分の写真)を分析さ、対象の写真から見つけ出すデモです。
csapi11

ちゃんと認識しています。生き別れた親父といわれた居酒屋の店長との写真ですが、どっちが対象かが認識しています。

次にグルーピングです。
csapi12
複数枚の写真からグルーピングができています。

次は認識です。
csapi13
対象を認識し、タグ付けしています。

最後に2枚の写真の対象が同じ顔なのか確認してくれます。
csapi14

Equals(0.5)なので50%50%という認識です。ではもう一枚。

csapi15

もうちょっと上がって0.7にまぁ、同じ顔でしょうと(w

サンプルアプリでは以上の機能が試せ、面白かったです。

まとめ

今回は、Cognitive ServicesのFace APIを利用したアプリを試しました。
サンプルなのでそれぞれの機能(顔検知、分析、グループ化、タグ付け)を試しました。面白いですね。
Cognitive Servicesは22のAPIが用意されており、様々な活用方法、ビジネスへの応用が期待されます。

それにしても、自分の写真ばかりでキモイ感じですね(w

ではでは、

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