はじめに
Azure Cloud ShellでWebアプリケーションを作成する場合には、Cloud Shellに接続する必要があります。
Cloud ShellではWeb プレビュー機能があります。これを利用してポートを開けて検証します。
Webプレビュー
例えば下記のように.NETでポート1080でWebアプリケーションを立ち上げます。
当然これはlocalhostで起動しているため、自分のパソコンから接続することはできません。
そこでWebプレビューの機能を構成します。
構成できるポートは限られています。1025-8079、8091-49151です。よく利用される8080は予約されているため利用できません。
起動に指定した1080を入力して、ポートを開くか開いて参照します。
前者ではWebプレビューを押下してプレビューを開きます。
後者は自動的に開いてくれます。
通常は~/proxy/1080/
までのURLで開かれます。例では index.html
を追加して指定しています。
以上のようにCloud ShellでWebプレビューを利用してポートに接続できます。
まとめ
Cloud ShellのWebプレビューを利用することでCloud Shell 上でもWebアプリケーションの開発がある程度は可能だと思います。また、アプリケーションだけではなくCloud Shellで起動できるサービスなども利用が可能です。ただし気を付けなくてはいけないこととして、対象のポートにAnyで接続できてしまうためセキュリティに気を付けてください。