はじめに
くどうです。東京であつくて溶けました。
最近では、AWSからAzureへ移行するケースが増えています。
そこで、数回に分けてAWSからAzureへの移行パターンを考えてきたいと思います。
NAT設置パターン
はじめ、よくあるパターンとしてNAT設置パターンを考えていきます。
NATを構築する理由として、プライベートセグメントを作成する場合によくあります。
プライベートセグメントから外部へ通信を行うために必要とします。
以下の図をもとに要件をまとめていきたいと思います。
- プライベートのセグメントを作成する。
- Availability Zone によって冗長構成を作成する。
- NATを設置する。
- ルートテーブルでプライベートセグメントのデフォルトゲートウェイをNATにする。
では、この要件をAzureに適用した場合を考えていきます。
- プライベートセグメントは、仮想ネットワーク内でサブネットを分割して実現します。
- AZの冗長構成は、可用性セットにより実現します。
- NATを設置します。
- User Defined Routes でプライベートセグメントのデフォルトゲートウェイをNATに設定します。
こう見ていくと AWS から Azure へ移行するのも簡単ですね。
おわりに
Azure だからできない?とかはありません。基本 AWS でできることは Azure できます。
AWS から Azureへの移行も簡単に行えます。これに加えて、EC2 インスタンスも Azure Site Recovery を利用すると簡単に移行ができます。
次回は、Step by Stepで構築方法を解説していきたい思います。
ではでは、良い Azure Life を。