AWS 運用

Storage Gateway を Windows Server バックアップのバックアップ先に使ってみる。

はじめに

くどうです

たまにはAWSネタも・・・
さて、ファイルサーバーを運用しているとバックアップは必須だと思います。
AWSではStorage Gatewayを利用してファイルサーバーとしてマウントしたり、バックアップを取ったりします。
しかし、Storage Gatewayでのバックアップはスナップショットです。
ファイル単位での復元が行えません。

そこで、Windows Server バックアップと併用して使うことで解消できるかもしれません。
実際の実態のファイルはファイルサーバーに保存します。
Windows Server バックアップを使いStorage Gateway に保存することでバックアップ先とします。
gs00

Storage GateWay

今回はゲートウェイキャッシュ型ボリュームを利用しています。

ファイルサーバー

ディスク1にStorageGatewayをマウント
ディスク2にEBSをマウント。こっちにファイルを保存します。
gs01

Windows Server バックアップの設定をします。
gs02

ファイルサーバー(EBS側)にファイルを保存します。
gs03

バックアップを取得します。
gs04

ファイルを試しに消してみます。
gs05

Storage Gateway側に保存されたバックアップからファイルを戻してみます。
gs06

正常に戻りました。
gs07

まとめ

Storage Gatewayをバックアップ先とすることでストレージコストを抑えることができます。
ただし、容量などはしっかりと設定してください。あふれる可能性もあるので。
さらに、Storage Gatewayでスナップショットを取ることでバックアップのバックアップを取得することも可能です(いるのか?
まぁこんな使い方もありかな。

ではでは

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